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atashaの『一期一会』な日々 ≪完璧≫であることよりも、
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atashaの『一期一会』な日々
ヨルダン在住記です。 日本在住記はこちら http://ameblo.jp/atasha/

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≪完璧≫であることよりも、

 昨日はバレンタインデーやったので、
利用者さんとカード作りをした。
そして作ったカードを首から下げて、嬉しそうにしていた。
そのカードを木曜日の帰省時に持って帰って、
家族に渡したらいいと話していたのだが・・・。


 今日、イブラヒームという男の子の利用者さんが、
『お母さんにあげるカードを作りたい』と言ってきた。
昨日作ったから、それを渡したらええやんと返すと、

 『そのカードはない。
 昨日自分は泣いたんだ。
 だって、そのカードを破られてしまったから。
 だから悲しいよ。』

 ヨルダンでは、下の子の宿題を親や姉兄がすることが黙認されている。一生懸命問題を解くという行為より、≪完璧≫であることがよいとされるのだろう。
 そんな社会やから、障がいをもつ人にも≪完璧≫を求められるが故に、彼らが生きにくい社会となっていのではと思う。

 イブラヒームが一生懸命に作ったカード。確かに色もきれいに塗られていない。でも、お母さんにあげたいって思いを込めて、『お母さんに~』と何度もうちに話しかけながら、わくわくして作ったのだ。

 プレゼントを壊される。
 一生懸命作ったものが壊される。

 活動の中で、≪完璧≫を評価するんやなくて、

活動の中から出てくる利用者さんの笑顔や表情に目を向けて欲しいこと、
がんばったことを評価して欲しいこと、
一緒に『よかったね』と共感して欲しいこと、

そんなことを伝えたいのに、なかなか伝わらない。

 イブラヒームのカード作りで嬉しかった気持ちと、そのカードが破られてしまった悲しい気持ちを思うと、
カード作りやらせんかったら良かった、中途半端に嬉しい気持ちにさせてしもて・・・と、何もしたくない気分になる。日本に帰りたくなる一瞬や。

でも、そのまんまにしておいても、彼らの状況は良くなることもないしと思い直し、やっぱ頑張ろうって思う。
地道にやって伝わることを願って・・・。

そんなことの繰り返しの1年半。
あと半年で、この状況変わるんやろか~。
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  1. 2006/02/16(木) 03:06:16|
  2. 活動|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2

  

コメント

イブラヒーム君のお母さんも、きっと子供だった頃は自分の両親に喜んで貰いたくて色々作ったりしただろうに、その頃の気持ちを忘れてしまうんやろうか。どの国の人も、子供の頃は同じ心を持っているのに、成長の過程で考え方が変わってしまうんかな。文化の違いかもしれへんけど、それでも納得いかへん話やなぁ。
  1. 2006/02/17(金) 22:43:46 |
  2. URL |
  3. 目の大きい甥っ子の母☆ #-
  4. [ 編集]

>目の大きい甥っ子の母☆さん

 破ったんはお母さんやなくて、施設スタッフねんけどね。
何なんやろなぁ~。
=頑張った不完全=なものよか、=完璧なもの=がええと思うんやったら、毎日色塗りの練習させたら、ええのにとか思うねんけど、
まぁ、自分がやった方が早いってなるんやろうな。

 利用者の成長を待つ辛抱強さとかおもしろさとか、そういうのんは、いろんな意味での≪余裕≫があってのものなんかなぁとも思うし。うちの活動のねらいには、スタッフへの≪余裕≫補給ってことも含まれてるんかな。
  1. 2006/02/19(日) 01:55:43 |
  2. URL |
  3. atasha #-
  4. [ 編集]

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