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atashaの『一期一会』な日々 ヨルダン若者の自殺事情
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atashaの『一期一会』な日々
ヨルダン在住記です。 日本在住記はこちら http://ameblo.jp/atasha/

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ヨルダン若者の自殺事情

 今日は、年末に行ったLSN-地雷救援ネットワーク-の自分の住んでる地域であるザルカ支部に見学に行って来た。
地雷や事故等で肢体の一部を切断した当事者(知的には問題ない)が集まり、
障がい者スポーツを行ったり、
ピアカウンセリングと言って、当事者が、障がいを負って間もない人の所へ行き、心理サポートをしたり、
ニーズがあれば、小学校でワークショップを開いたりと、とても活動的は団体である。

 で、切断の当事者になった経緯をきくと、糖尿病が原因の人が多いことにびっくり。
ヨルダンでは糖尿病にかかる人が多いというのは、深刻な保健事情であるが、こんなに多いとは。しかも、結構若い人なのだ。砂糖いっぱいのの紅茶を1日に何杯も摂る、運動をしない生活習慣のせいだろうか。





 今日は日中とても暖かく、見学から戻ると、うちの家の庭でご近所さんたちが集まって、お茶をしていた。近所の隊員がうちに来ていたのだが、お茶に誘っていただいたので、よせてもらうことに。

そのおばちゃんたちの井戸端会議の中から、びっくりな話が・・・。

 先日うちの家のすぐ近所に救急車が来ており、人だかりができていた。「何やろう?」とは思いつつも、人だかりに近づくいてトラブルのとばっちりを喰らうのは嫌なので、また大家さんに聞いたらええかと、その場を後にした。

その人だかりの原因は、≪18歳長男自殺≫

 ヨルダンでは、高校から大学に行くまでに、≪タウジーヒ≫という試験がある。この試験の点数で行ける大学が決まるのだ。点数がよければ、よい大学のよい学部に行けるし、そうでなければ、希望する大学、学部に行けない。よい大学や学部に進むことが、就職にも大きく関係してくるから、個人だけでなく、家族の大きな関心となる。
その≪タウジーヒ≫へのストレスで、若者が自殺するということが、ときどきあるらしい。

 彼は4人兄弟のたった1人の息子だったらしい。血族が重要なヨルダンにおいて、血を継ぐものとして、男子はとても大事にされる。男子が生まれるまで子供を作り続けたり、第一婦人が男子を産まなければ、第二婦人を採るほどである。

たった1人の男の子としてのプレッシャーは大きなものだったのだろう。≪タウジーヒ≫を前にして、精神的に追い込まれていったのが、家族にもよくわかったようだ。

 彼のお葬式のとき、お母さんは泣いているお葬式に来た人たちに向かって、
『彼はとても苦しんでいた。でも今は天国に行って、楽になった。泣いてはいけない。アルハムドゥリッラー(神様のおかげで)』と言ったという。

 以前、日本人の人らと、『ヨルダン人はみんなのんびりおおらかに生きているから、日本みたい自殺する人なんていないよね。』なんて話していたのだが、それは違っていたようだ。
うちの知ってる(と思っていた)ヨルダン、実際は違うのかもしれないと感じた出来事。
受験ストレスで自殺やなんて、日本と一緒である。
これからのヨルダンはどうなっていくのやろうって思う。
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  1. 2006/02/20(月) 20:08:30|
  2. 日常|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2

  

コメント

アラビーコーヒーの甘さに驚いたのを思い出しました。あんな甘いものを毎日飲んでたら、糖尿になるだろうし、骨ももろくなってしまうよね。ヨルダンの平均寿命は、統計がないので不明だそうですが、何歳かなぁ~?

行き詰ったときに、宗教って心の助けにならないのかなぁ?あれだけの強い宗教心があれば、心の支えになると思ってた。周りのプレッシャーのほうが強かったのかな?貴重な命です。
  1. 2006/02/21(火) 21:21:35 |
  2. URL |
  3. ココ #-
  4. [ 編集]

>ココさま

 ヨルダンの平均寿命は70歳弱くらいのよう。
ヨルダンでは、25年間働いたら、国から年金がもらえるから、その後は仕事辞めて、年金生活になるねん。日本みたいに65歳まで働いたら、老後がなくなってしまうね。
  1. 2006/02/23(木) 01:09:30 |
  2. URL |
  3. atasha #-
  4. [ 編集]

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